空に堕ちる
空に堕ちる

恋と深空を宗教思想史オタクがのんびり考察しています。

ネタバレを多分に含むうえ、新しく開放されたストを読むたびに考えが変わるため我ながらお門違いなこともたくさん綴ってあるのですが、プレイ記録も兼ねているため敢えてそういうものも全て残したまま書き進めております(土下座

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星の音

大好きなシーンが美麗スチルになっているということで実は密かにずーっと欲しかった恒常星4思念「星の音」をついにお迎えすることができたため、これを皮切りに一生放置してしまっていた思念ストを順に消化していこうと思います。

こちらのストは音声ドラマ「秘密の時間」として収録されており、設定としては指間の流星直後ロールバック2号でフィロス星を発ってから船が墜落してしまうまでセイヤは毎日船の中から主人公に向けて「航行日記」なるものを録っていたらしく、これはその「78日目」の記録ってことになってます。

「あんたがこれを見る日が来るかは分からない」と言いつつ、セイヤはまるで彼女がそこに居るかのように愛おしげにむちゃくちゃ優しい声で語り掛けてる。
「あのいちばん明るい惑星が見えるか?」「あれが俺たちのウルル星だ」「必ず連れて行くからな」「少し待っててくれ」なんて言ってるが…(嗚咽

この日は「暇潰しにキノアから借りた」という詩集をちょっぴり照れながらも読み聞かせてくれるのだけど、「私はただの惑星」「眠れる闇の中を漂う」「一筋の光がかすめる瞬間にだけ全ての夢が蘇る」みたいな短いポエムを選んで読み終えると、これまでの来し方に想いを馳せるように「稲妻が星屑をかすめる瞬間は何度もあったが俺は立ち止まれなかった」と付け加え、しばらく黙ったあと改まって「あんたに会いたい」って真剣な声色で呟くセイヤ。

まじで1日たりとも忘れることなくこうして長い歳月毎日語り掛け毎日恋しく想ってたんだなって思うとある意味怖いくらい激重男なのに、なんでセイヤってこんなにも爽やかでプラトニックで病んでないんだろうね? (ぉぃ

彼はやっぱりウルル星で永遠に彼女とふたりきり空を眺めたり花畑でお昼寝したりそれだけが望みであり全てなんだなと感じたよ。
何度も挫けそうになったし立ち止まりそうになったけどそれだけは諦められなかったって言ってるみたいだった。

たった3分強のトラックで3時間半泣けました。ありがとうございました←