空に堕ちる
空に堕ちる

恋と深空を宗教思想史オタクがのんびり考察しています。

ネタバレを多分に含むうえ、新しく開放されたストを読むたびに考えが変わるため我ながらお門違いなこともたくさん綴ってあるのですが、プレイ記録も兼ねているため敢えてそういうものも全て残したまま書き進めております(土下座

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1章 始終

物語の舞台となるのは2048年「臨空市」。中心部には「晴空広場」という東京ドームシティのような巨大エンターテイメントゾーンが広がる都会的で洗練された大都市であり、主人公が単身で生活してる街でもある。

この世界では「特異エネルギーの集合体」である「ワンダラー」というモンスターが頻繁に現れては人を襲うため、防護の目的で設けられた「深空ハンター」という職業が存在する。

今章では主人公がこの「深空ハンター」の選抜試験に合格し、同期たちと共に徽章授与式に出席、その後初の実務として「特異エネルギーの爆発が検知された」という基地跡の掃討を行ったり、帰りに総合病院に寄って定期検診を受けたり、その中でおおむねの登場人物紹介や世界観の解説が行われている。

コア

ワンダラーの体内にあるエネルギー源のようなもの。深空ハンターの主な職務は各所でワンダラーを退治してこの「コア」を回収すること。
回収されたコアはワンダラー殲滅のための技術開発や生態分析の分野ではもちろん、電子工学やバイオテクノロジー関連の研究機関でもすでに広く利用されているほか、「人間が携帯することで能力を高める」というもはや遺伝子操作レベルの実験にまで発展している、らしい(怯

深空トンネル

そもそもなんでワンダラーがあちこちはびこるようになったのか、その切っ掛けには恐らく14年前突如として臨空市上空に観測された「空間の裂け目」のようなものが関係しているのではないか、と各関係機関によって仮説立てられ、さまざまな研究が進められている。
この裂け目は「深空トンネル」って呼ばれてて、中は「強大な重力」と「反物質」で満たされているんだとか。

うわぁ、宇宙科学だぁ、、(拒絶反応

でも、なんとなくだけどワンダラーは特異な「エネルギー」の集合体なのでやっぱり「重力」なんか大いに関係してるんじゃないかな。だってそうやって磁場とか粒子が乱れたり、衝突したり、消滅したりして銀河とか惑星とかブラックホールとかが生まれるんでしょ(たぶんちがう

トンネルと言うからには恐らくワームホールのようなものなのだと思うし、もしかしたらワンダラーは別の宇宙からそのトンネルを抜け時空を超えてやって来た存在なのかもって気がしなくもないのだけど、不思議と深空トンネルそのものは「ワンダラーを呼び寄せるいやなもの」としてではなく「宇宙科学技術における新しいイノベーション」として人には認知されている、ように見える。

観測されたのは14年前のその1度きりってわけじゃなく、うーん正直その後もいたるところに現れては消えているようなニュアンスなのかひとつのトンネルが14年間そこに存在し続けているのかはやや不分明なんですが、研究者たちがしょっちゅう現地に赴き中のエネルギー値を計測しているかのような描写もあり、また今章冒頭で流れるラジオ番組では「我は深空トンネルを抜けたその先に新たな未来を手にするのかも知れません」みたいなことも言ってたような気がします(あいまい

Evolver

この世界には「Evol」といういわゆる魔法のようなものを使える人たちが一定数いて、彼らは「Evolver」と呼ばれてる。
深空ハンター選抜試験に首席合格という超絶優等生な主人公もこのEvolverであり、また彼女のEvolは「根源系共鳴」という非常に珍しいもののようで、よく分かんないけどポテンシャル高めらしい。

徽章を受け取る際、ハンター協会の会長が彼女のEvolレベルを測定すると「計測不能」って出てきておったまげるような場面もあるんですが、これドラゴンボールで言ったら「スカウター爆発」ってことだよな?←

主人公自身の見解によれば、14年前にワンダラーに襲われて以来「Evolレベルが不安定だから」ってことみたいなんだけど、どうやらそのタイミングで「背中を突かれた拍子に心臓にコアの欠片が入り込んでしまい今もそのままの状態」らしいので、実はひっそりそのコアのエネルギーとEvolが共鳴していて、本当は誰よりもめちゃつよ、ってことなのかも知れんぞ(いいえ

EVERコアテクノロジー基地廃墟

新米深空ハンターとして「霊空行動部」に配属されることとなった主人公、EVERコアテクノロジー基地というところの跡地で「10分前に特異エネルギーの爆発が起こった」「付近にワンダラーが出現した」「危険レベルはB」との連絡を受け、同期たちと手分けをして現場を探索することに。

てかごめん「EVERコアテクノロジー」の「基地」の「跡地」ってなに? コアを用いた通信テクノロジーの基地局みたいなこと? (アホ

それともハンター協会傘下の部の拠点はみんな「基地」なのかな。そう言えば霊空行動部のオフィスみたいなとこも基地って呼ばれてたかも知れん。

いずれにしても、いちばん早くてワンダラーが出現した14年前、下手したらそれ以降に新たに発足したかも知れない部の拠点が今もう「廃墟」になってるって諸行無常が過ぎる。えっ14年前って結構ついこないだのことくない? (年寄り

セイヤ

基地跡の奥地に残された「危険レベルBとは思えない苛烈な爆発痕」の中、爆発元の特異エネルギーを体中に残留させた状態でぶっ倒れていたハンターの男の子。後から聞いたら爆発の時はそこで「寝ていた」らしいです。なんという大物…

強力な光のEvolを持つEvolverで、主人公のEvolを共鳴させると「こんなに相乗作用がある人は初めてだ」ってくらい力を発揮する。
「新人の中にこんなEvolverが居たなんて」って主人公はびっくりするんだけど、そもそもここに派遣されたハンターは全員が新人ってことなのかな?
セイヤは戦闘に関する能力や知識がかなり豊富なようだし、爆発痕周辺の恐らく危険なワンダラーは結果「共鳴」を受けた彼が全部まとめて滅してしまったみたいなんで、めっちゃ手練れの先輩なのかとも思ったが。

情報分析や研究のために回収することが任務であるはずのコアをワンダラーもろとも消し飛ばしてしまったり、要らないもののように砕いて捨ててしまったり、「どうして壊すのか」尋ねてもひたすらキョトンとしていたり、謎のかたまり。

ミナミ

霊空行動部のリーダー。
シゴデキ女子。

深空ハンターが所属する「〇〇部」はその中でもさらにそれぞれが得意分野を持つ「〇〇隊」に分かれているみたいなんですが、主人公は今回爆発のあった基地跡での活躍を買われ、明日からはミナミの組織する「機動先遣隊」として働いていくことが決まったみたいです。

てか、爆発については何度確認しても危険レベルはBからA程度と高くなく、とは言えそれ以上の危険に遭遇したことは間違いないということで、分析隊にデータを回して本格的に原因を究明していくことになった、らしい。

これって結論セイヤが言ってた通り、止まっている間は波動を起こさない「伏影」が原因だったから、ってことなんだよね?
ぶっちゃけ小難しくてよく分からなかったんだけど、それは「呑み込む光の強さに比例するもの」であり、「強力な光のEvolverであるセイヤのために仕掛けられた罠のようだ」とかって、主人公は推測していたような。
当のセイヤは「自分みたいな平凡なハンター相手にそんな大掛かりなことするかなぁ」ってすこぶる素っ頓狂な反応だったけど、恐らく彼は「平凡なハンターを装ったなんかすごい人物」なのでしょう。
コアを壊してしまうシーンでは「きっと深空ハンターとしてではなく個人的に何か別の目的があって特別なコアを探してるんだろう」と思わせるような独り言を呟くし、何より危険レベルぶっちぎりの爆発を「光を利用した子ども騙しみたいなもの」だとか言ってその中で寝てたってただもんじゃなさ過ぎ(震

モモコ

徽章授与式でお友達になった同期。
きゃぴきゃぴ女子(死語

十数年前、ワンダラーに襲われていたところをミナミに救われて以来、「いつか肩を並べて隣に立ちたい」という想いで深空ハンターを目指し始め、彼女の背中を追ってついに同じ霊空行動部にまでやって来てしまったというバイタリティの持ち主。

モモコちゃんはEvolverとかじゃないのかな?
残念ながらミナミさん率いる機動先遣隊ではなく「データ分析隊」として働くことが決まったみたいですが、いやなんか分からんけど絶対向いてると思うデータ分析w

退勤後に「お家遠いから早く帰らなきゃ」って漏らしてたけど、市外に住んでるの?
かわいいのでおばちゃん通勤が心配なんだけど、ぜひ分析隊でバリバリ活躍してどんどん昇進してって欲しいな(だれ

レイ

臨空市内の大病院で副統括をしている主人公の主治医。心臓に入っちゃってるコアの破片の波動の検査を定期的に受けているみたいですね。

レイとは主人公が8歳の頃から家族ぐるみでのお付き合いがあり、幼い頃はよくお互いの家を行き来して一緒に食事をしたりと頻繁に交流があったらしいのだけど、半年程前に「再検査」のため病院を訪れたら突然「彼が主治医になっていて驚いた」「久の再会だった」ってことみたいです。

「愛する人の病を治すために医師を志す」ってよくあるやん? レイ先生はすでに「副統括」なのでとっくに医師を志してはいたんだろうけど、でもひょっとしたら主人公のことが心配で心配で心臓外科に異動してきた、くらいならワンチャンあるかも分からんよね(すべて妄想です

いやだってさ、半年前の再検査がどれくらいぶりだったのかは判然としないんだけど、レイ先生が担当医になってから定期検診の間隔ハンパなく詰められてるんじゃないかって気がするのよ。たぶんアプリの仕様上攻略キャラとはしょっちゅうしょっちゅうメールや電話やSNSでのやり取りなんかができるせいなんだけど、こっちの感覚的にはもはや3日に1回くらい受診させられてるまである。
やはり心配でたまらんのではないか?←

個人的にはどうしてもあの「酔いが回った」広告動画が脳裏にチラついて余計な妄想がどんどん膨らんでしまうんだよな(だまれ

マヒル

主人公の兄。今章では電話でのやり取りのみなので声だけでの登場なんですが、会話の内容から察するに「深空宇宙機関」なるところで「飛行任務」や「パトロール」などに従事しているもよう。

幼少期は主人公と共に「おばあちゃんに引き取られて暮らしていた」らしく、またそんなおばあちゃんのもとでまもなく催される「伝統行事」のため、予定を合わせて近一緒に実家に帰省することになっているみたいです。

「俺が怪我をしてたらお前が車椅子を押してくれ」なんて軽口を叩くような下りもありましたが、彼も深空ハンター同様「いつ怪我をしてもおかしくないような職種」の人なのでしょう。
立派な兄妹です。涙

大きな目玉

激動の1日を終え、就寝前、予報にはなかった大雨の音がして窓の外を確認してみると、一瞬だけ夜空に現れてすぐに消えた謎の目玉。

目玉というより磁石で動く天体軌道の模型みたいなもんがめっちゃ光って雲を割いて浮いてるみたいに見えるんだけど、「大きな目玉がゆっくり回る」「目が合った」ってモノローグだったんで、いったん目玉ってことで(てきとう