空に堕ちる
空に堕ちる

恋と深空を宗教思想史オタクがのんびり考察しています。

ネタバレを多分に含むうえ、新しく開放されたストを読むたびに考えが変わるため我ながらお門違いなこともたくさん綴ってあるのですが、プレイ記録も兼ねているため敢えてそういうものも全て残したまま書き進めております(土下座

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失われた秩序

こちら現在わたしが唯一所持してるレイ先生の月位星5思念なんですが、ストがまじでやばい、まじでドンズバ、まじで白米3杯いけるくらい刺さり過ぎてこればっかり30回くらい読み返してるんでちょっと個人的に記録として書き残させてください←

ストーリーとしては「長瑕市」に出張中だった主人公が半月ぶりに臨空市に帰って来る日、駅まで迎えに来てくれたレイの態度があまりにも素っ気なくあっさりしたもんだったんで、どうにかして彼の口から「寂しかった」「久し振りに会えて嬉しい」って聞きたくて、部屋に招いてあの手この手でそう言わせようと試みるのだけど一筋縄ではいかない、これがなんだかすっごい懐かしい感覚と言うか、若い頃の恋愛って常にこんなんだったなってめちゃくちゃきゅんときちゃったのだよねぇ(年寄り

なんかさ自分の方が相手よりも「好き」って気持ちが大きいんじゃないかって不安になってくるみたいな、年上の彼と付き合ってるとそういう感覚ってありません?
年齢を重ねるにつれ「好き」を100%言葉で伝えなくても満足できるようになってくると言うか、50%くらいに制御できるようになってくると言うか。
せっかくふたりきりになれたのに「映画でも観ようか」って言われるのもなぜか不満だったなぁ。気持ちめっちゃ分かる。

「何が聞きたいんだ?」「大勢が行きかう中で何をして欲しかったんだ?」って調子のレイに観念した主人公ちゃんがようやく素直になって自分から「会いたかった」って伝えると彼がむっちゃ完璧なタイミングで映画が流れてるテレビを消すんですよ(興奮

このテレビが消える瞬間に一生分のきゅんとドキドキが詰まってる。何度見返しても威力が衰えない。むっちゃ好きなストのひとつです。