空に堕ちる
空に堕ちる

恋と深空を宗教思想史オタクがのんびり考察しています。

ネタバレを多分に含むうえ、新しく開放されたストを読むたびに考えが変わるため我ながらお門違いなこともたくさん綴ってあるのですが、プレイ記録も兼ねているため敢えてそういうものも全て残したまま書き進めております(土下座

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休日の約束

こちらはハンター協会新人理論試験の前日に図書館へ一夜漬けをしにやって来た主人公が偶然セイヤと出くわし参考書探しを手伝ってもらうというショートストーリーになっています。むっちゃ今更なんやが星4思念は本編時間軸の攻略キャラとの個ストが「些細な日常」伝説個ストが「秘密の時間」に振り分けられていたんだな。

主人公は「Evol入門論」という古い書籍を探しているのだけど、セイヤが言うにはそれはデジタル版が作られていない古書であり、ふたりは紙媒体図書の書架があるという上のフロアへ移動することに。

お目当ての本はいざ手に取ると超絶分厚い重たい参考書で、セイヤは「たった1680ページだ」「数日あれば読み終わるな」とか言い出すのだけど、特に驚く様子もなく「でも試験は明日なのに」なんて返してる主人公ちゃん、いやバケモンふたりか?←
わたし350ページくらいの文庫本読み終えるのに丸1日かかるんやがw

セイヤもハンターになったばかりの時こうして同じ試験を受けたのか主人公は気になって尋ねてみるのだけど、彼は「試験は遠い昔まだ学校に通ってた頃に受けたきり」一度も受けていないそう。
これ深空ハンターが受けるべき試験をひとつも受けずに済んでいるのは単純に身分詐称してるから?
それとも来たる夜明けで気になってた通りやっぱりミナミさんも何か知ってるから…?

学校に通ってた頃と言えば学園では授業をほとんど聞いていないのにいつもテストで満点を取っていましたねぇ。聖騎士学校の方にも筆記試験ってあったのかしら。

仕方なく模擬問題を解き始めるも難問ばかりで勉強がはかどらない彼女の様子を横で見ていたセイヤは「Evol入門論よりこっちの方がいいのでは」と「Evol略述」なる別の参考書を勧めてくれるのだけど、ふとその本の貸し出し記録に30年前の日付で「セイヤ」のサインが残されていることに気が付いてしまう主人公。

いぶかし気な彼女にセイヤは珍しく取り繕うことをせず「バレたか」「俺の秘密」「内緒にしてくれ」なんて言って机に突っ伏し、ちらり顔を上げて指切りを要求してくる。

からかうような彼の表情に彼女はわけが分からないまま「なにが秘密なの?」「あなたは時間系のEvolverなの?」と聞き返すのだけど、有無を言わさず勝手に小指を絡めて上下に振るセイヤは「秘密が何であろうと内緒にする約束は交わされた」ってただ満足げにしてました。

そうか「時間系Evolver」ってのが存在するんやな?
わたしも特別な休暇余暇の章までは完全に彼を「タイムトラベラー」だと思い込んでいたもんな。

セイヤはなにやら得意げに「俺と知り合って長く付き合うとみんな俺の秘密の面白さに気付く」みたいなこと言ってるんだけど、じゃあノブの父親エツジも実はちゃんと本人に確認したうえで「彼は時間系Evolverなんだ」くらいの理解でいるのかも知れない…?

それにしてもなんていいスチル。もちろん月光の騎士はめちゃくちゃかっこいいし彼は闇を裂く光に違いないんやが、個人的にはやっぱりこういう太陽ぽかぽか日なたぼっこセイヤがたまらなく好きだしふたりにはずっとこうやって暖かい陽だまりの中に居て欲しい。