1年目を振り返って
私事で大変恐縮なのですが、恋と深空をプレイし始めて先日でちょうど1年が経ちました。人目につかないところでと綴り始めたこちらの自分用備忘録にも気が付けば1年分の記事が書き溜まり、アプリの方に新たなコンテンツが追加されるたびにカテゴリを継ぎ足しタグを継ぎ足しさらには「1度公開した記事に後から手を加えることはしたくない」なんぞ謎のこだわりも凶と出ていつの間にやら手の施しようがない程にとっ散らかってしまった痛ブログだよ←
せっかくの節目になるので今日はこの1年間を丸っと振り返りストーリーを総復習できるようなこれまた自分のためだけにする「脳内整理」なんて試みてみようと思います。
ただ、ありがたいことに貴重なお時間を割いてこんな駄文にいいねを残してくださる方や、いまだに信じがたいのですが確実にわたし宛だと分かるような応援メッセージや記事の感想をプロフ欄に書き込んでフレンド申請をくださる方、その中には「きっと始めたばかりなのだろう」方もちらりほらりといらっしゃったりすることから、今回は「ネタバレ」になりそうな内容はすべて「クリック開閉にして伏せる」ということをしてみました。
ぶっちゃけ近日始めたばかりの方がこれだけ煩雑に膨れ上がった各ストーリーを始めから全部履修するのってめちゃくちゃ骨の折れる仕事だと思うのですよね。
個人的には「初見プレイであれこれ考察を巡らせること」がこの作品の「楽しみ方のひとつ」でもあると思ってて、とは言え今から最短でそれをするとなれば「どの順番でどのストーリーを読み進めていくべきか」は恐らく相当悩ましいところでもあり、ネタバレさえ伏せておけばワンチャンこの駄記事が曲がりなりにも1年間ライトユーザーをしてきたわたしの「必要最低限この順番でこれさえ読んでおけば大丈夫」的な超独断と偏見にまみれたレビューのひとつにもなり得るのではないか、などと生意気なことを思い立ってしまいまして。
ちなみにわたしは「メインストーリーに比重を置いて」限りなく低予算で遊んできた不埒者なので、イベ産恒常レア度に関わらず基本「月位思念」の獲得で読めるストーリーについては恐らく「彼ってこんな人」「恋をしたらこんな感じ」を深掘りしてくれるいわゆる乙女ゲー「攻略ルート」になっているものと解釈し、取り急ぎ本編の履修が目的であれば「必読」のものって一旦ないのではと思っていたりします。イベントストーリーも然り。
もちろん月位は実装の度に彼との「関係性」が徐々に進展していくし、本編における印象的なフレーズのしっかりアンサーになっているものや、日常パートでの何気ない会話がふたりにとってなぜ大切な意味を持つのか教えてくれるようなもの、本編ではたった数行たった一言で片付けられている概要や読了後にしれっと更新されるアプリ用語集「深空百科」からしか得られない情報なんかをきちんと「彼との間に起こった出来事」「やり取り」にして見せてくれるようなものもあるので読めるに越したことはないのですが、メインストーリーに的を絞るなら「必要最低限」には恐らく本編サイドストーリーである「秘話」「伝説」「世界の深層」なんかが該当するのではないかな。
大前提自分用の振り返り記事ではありますが、たとえば「失敗談」として「こっちを先に読んでおくべきだった」と後悔している点なんかも含め、「そういう意見もあるんだな」の口コミのひとつとして「参考にしてやらんでもない」という方がひとりでもいらっしゃれば嬉しいな、の気持ち(照
これより先「▼」の誤タップによるネタバレにご注意ください。
恋と深空ってなに?
恋と深空の世界観と初期実装キャラクターたちのざっくり人物像を知っておくのに必要なストーリーがこの辺りかなと思います。レイの秘話「白き心」やホムラの秘話「唯一無二の赤」もぜひこのタイミングで読んでおきたいものにはなりますが、「作品の根幹に関わるような何か重要な描写があるか」と言われれば登場済みの人物にまつわる小話に留まっていると感じます。
一方「絆」の方は読まずとも本編の大筋にこそ影響しませんがそれぞれの「彼を主軸とした物語」においてはどれもしっかり「前置き」「伏線」になっているため個人的には「必読」です。プレイヤーレベルと絆レベルの兼ね合いで多少前後するかも知れませんがこの辺は前後しても問題ありません。たぶん序盤はおおむね「開放される通りの順番」で読んでいけば筋道が立つ仕組みになっているのだと思います。
コアってなんかやばいもの?
本編「深空の下で」5章読了のタイミングで開放されるレイの秘話「まだ見ぬ黎明」はなるべく5章の展開がまだ頭の中に残っている状態で読んでおくのがおすすめです。と言うか、本編を読み終えて開放される秘話は基本的にあまり間をあけ過ぎず併せて読まれることが想定されたサイドストーリーになっているのだと感じます。
この辺からプレイヤーレベルが上がりにくくなりメインストーリーもとんとん拍子ではなくなってくるのですが、3人とも2番目の秘話は「星4思念の所持数に合わせて開放される」仕様になっており、また2番目の絆はセイヤについては気が付いたら開放されてたがレイやホムラはやや苦労した記憶があるので一旦初心者ミッションなどに注力し大量にばら撒かれる石やチケットを使って恒常ガチャを10連ずつぶん回したり、思念に限らずバッジやぬいぐるみなんかも集め始める頃合いなのかも知れません。
とは言え遅れて始めたうえに無課金かつおでかけサボり魔だったわたしでも「深空の下で」を読み終える頃には秘話を、秘話を読み終える頃には絆をそれぞれ開放できていたのでごく普通に遊んでいれば順に読めるようになるものなのだろうと思います。
セイヤって何者?
この辺りで突然SF色が強くなりこの頃のセイヤには物凄く混乱させられた記憶があります。もちろんその混乱も後に解消されるときの爽快感に繋がるものなので個人的にはぜひ楽しんで欲しいと感じてしまうのですが、「そういうのいいから手っ取り早く分かりやすく読ませてくれ」という方はもしかしたら先に本編を8章まで読み進め読了後に開放される3番目の秘話も読んでしまってから最後に「世を過ぎゆく」「暖かい夜の章」を履修するという順番もありっちゃありなのかも知れません。
ホムラって何者?
展開に理屈が不可欠であるハードSFから突然理屈を度外視したファンタジー作品に切り替わったのか、と思えるほど不可思議で壮大なものを見て、一見対極にある「事実から生まれる世界」と「感性から生まれる世界」をまるでコインの裏と表のように併せ持つ深空の世界設定におののきました。順不同ですが両ストは関連性が高いためなんとなくワンセットにしています。ホムラくんへの理解を深めることもまた恋と深空をあまねく履修することと同義になっています。
レイって何者?
レイの秘話は本編「深空の下で」と言うより後に実装される「待望の狂宴の主」以降の展開を理解するうえで必要な内容になっているため「世界の深層」へ進む前までに履修できれば恐らくどのタイミングで読んでも筋が通ります。ただ、個人的には秘話2、秘話3を読み終えた状態で絆「思い出の章」を読んで欲しいのでこの位置この順番にしてみました。
フィロス星ってなに?
本編「深空の下で」8章読了で開放されるセイヤの秘話「流星の降る夜」を読み終えて、ようやく長い長いプロローグが終わり圧巻のスケールで展開する恋と深空が本筋に入ったのだな、と感じた記憶があります。
これを皮切りにああでもないこうでもないと物語を考察することが面白くなると思うので、余力があればぜひそういうことも楽しんで欲しいと思います。
リモリア人ってなに?
ホムラの秘話「セイレーンの歌」もまた本編「深空の下で」8章読了のタイミングで開放されるサイドストーリーです。絆「潮汐の章」と合わせて「深空の下で」全8章の中で描かれたあれこれの「事の真相」となっており、今後の展開に繋がる部分でもあるためこちらも「世界の深層」へ進む前までに履修しておくのがおすすめです。
伝説ってなに?
伝説は日位でペアになっている星5思念を揃え育成を頑張ってようやく最後まで読めるようになるという仕組みになっているためプレイスタイルによって履修タイミングがバラバラになると思うのですが、個人的には本編「深空の下で」全8章、3人の秘話、絆をすべて読み終えた後、それぞれ1話から9話までを「一気に読む」という順序立てがおすすめです。特に指間の流星はこれまでありとあらゆる場所に丁寧に敷かれてきたすべての伏線がことごとく回収されていくようなゾクゾク感が味わえます。
この時点ではそれぞれの物語がいつどこで起こった何を描いているのか相当混乱されることと思いますが、ここで起こる混乱こそがこの作品のいちばんの「醍醐味」になっているためぜひこの先さまざまなことが繋がってしまう前に読んでおいて欲しいと感じます。
ちなみにホムラくんの伝説1「金砂の海」は伝説2「忘却の海」を読んで初めて「完結」する物語になっています。レイ先生の伝説2「人知れぬ沫雪」に関しては伝説1「秘密の塔」においてほんの一言で片付けられている「膨大な物語」のあるひとつを描いてくれたもの、みたいな感覚なんですが、金砂は平たく言えば「本編である忘却の海の予告編」のような位置付けになっておりこれだけでは物語の本当の結末が分かりません。
復刻願う「独占する抱擁」が実装されていたところを見ると恐らく近日神殿思念も復刻するだろうと思われるのでそちらを待ってみてもいいし、抵抗がなければゲーム実況などされてる方のプレイ動画を見ちゃうのもひとつの手段かも知れません。個人的にはそれくらい「必読」です。
君らが悪者だったのか…
「忘却の海」の神殿思念イベ実装メンテが終わったらまじで知らん間にしれっと現れた新コンテンツ「世界の深層」ですが、こんなにひっそりと「気が向いたら読んでください」の顔してそこに居る割に下手したら本編以上に必修ストであるという罠です。
ちなみにこの後はセイヤの伝説2「来たる夜明け」、レイの伝説2「人知れぬ沫雪」とリリースは続くのですが、ぶっちゃけ「来たる夜明け」は後に実装される外伝「一匹狼の船出」から、「人知れぬ沫雪」は伝説1「約束の塔」からそれぞれなんとなく「このときこんなことがあったんじゃないか」と察しがつくようなお話だったりもするため「効率的に本編を履修する」ことが目的であれば「必読」とまでは言い切れないのかな? と個人的には思ったりもします。
ただ、恐らくこれらも近日「復刻」があるのだろうし、もちろんどちらも「作品の解像度が高まるもの」ではあるため余力があればぜひ読んでみて欲しいです。
シンって何者?
シンは夏の大型アプデとともにやって来ました。もちろん本編「待望の狂宴の主」は読み手が「深空の下で」始めこれに付随するサイドストーリーをすべて履修済みであることを前提に展開していくため世界の深層「埃の中」まできっちり読み終えてから進むのが順当かと思います。
基本アプリに導かれるまま読み進めればこの順番になりますが、アプデのタイミングで実装されたピックアップガチャに真面目に取り組まなかったわたしはいまだ心奪う思念を所持しておらず、今から始めて「ペアで揃えなければならない日位思念を恒常で狙って呼ぶなんて無理過ぎる」と嘆く方々のお気持ちめちゃくちゃ痛感しています。
宇宙ってどうなってる?
本編「待望の狂宴の主」全2章を読み終えて開放されるアプリ内公式アカウント「深空時代」の投稿記事ですが、一見なんでもないたったこれだけの読み物が実は作品の「肝」になっているというこれもはちゃめちゃな罠です。
この記事に限らず本編読了で開放される「深空時代」のウェブニュースは基本そのタイミングで「コメント欄」も含め割と真剣に読んでおくのがおすすめなんですが、始めは読んで「憶測」するに留まりその後の展開がその「憶測」のきちんと「答え合わせ」になっていくという仕組みではあるためぶっちゃけ「必読」とまでは言えないのかも知れません。
ただ、この記事に関しては恐らく終盤いよいよ物語がクライマックスを迎える頃に明らかになるであろうあれこれについて言及されてるんじゃないかと感じているためなんとなくピックしてみました。
過去世未来世は現世にどう影響する?
メインストーリー外伝「月下の黒き棘」「秘炎の滾る地」「一匹狼の船出」についてはこれまたシン実装アプデにてこっそり追加されていた世界の深層「朝のない日」「ミクロの宇宙」「光と共に」がそれぞれのストーリーをより深く読み込むための「予備知識」になっているため「ここに繋がるのか」とひらめきたい方は事前に履修しておくのがおすすめです。
深淵思念イベ実装メンテ後に現れた世界の深層「悪ふざけ」も同じく「雲の彼方へ」を読むのにあって困らない「予備知識」ではありますが、どれも「最短で本編を進める目的において必読か」と考えるとめちゃくちゃ判断が難しいところです。
「雲の彼方へ」は本編「待望の狂宴の主」の補完のみならずこの後実装される「飛ぶ鳥の帰る日」を進めるにあたっても恐らく完読必須であり、個人的にはそういうの全部差し引いてもひとつの物語として「とにかくいい」ので復刻を待たずとも履修できる手段があるならこのタイミングでの読了を心からおすすめいたします。
マヒルって何者?
マヒルは年始の大型アプデとともにやって来ました。本編「飛ぶ鳥の帰る日」はもちろん「深空の下で」「待望の狂宴の主」「明日の序章」そしてこれらに付随するサイドストーリーをすべて履修済みであることを前提に展開していきますが、恐らく今からアプリを始めてここがいきなり読めてしまう仕様にはなっていないよな? アプデやメンテの度に後から実装されてきたものがおおむねリリース順に開放されるだろう想定で、たぶん「読み飛ばす」ということをしなければ「読めるようになるもの」から順に履修していくのが正解になっているはずだと思います。
重複しますがそのうえで本編→秘話→絆→伝説の繰り返しがわたしはいちばん分かりよく気持ちがいいので大袈裟に強調してみました。
とりあえず以上かな? あくまで「わたしの考える」必読リストなので話半分で聞いてもらえたら嬉しいです。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
にしても、こうして振り返ってみると恋と深空はつくづく「忙しい」アプリだな。体感として唯一それなりにゆっくりできたような気がしてるのはシン実装大型アプデ前のたぶん「人知れぬ沫雪」の頃なんやが、恐らくそれもわたしが早々にハンチャレ離脱してたりイベントすっ飛ばしてたり根っからのサボり魔だからそう感じていただけで、余すことなく遊ぶとなれば身体ひとつでは足りないのだろう。
今や5人分となってしまったイベストを追うだけで手いっぱいでカオスウェブにさえ手が回らないというのに、今年もこうハイペースで本編は進んでいくのかな? ありがたい話だが、今一度気合いを入れ直さねばなるまいなw